旅の話
先月は2泊5日で弾丸パリ旅行に行ってきました。そのお話はまたこちらでぼちぼちと書いていきます(スイスは書き上げました)。
(エッフェル塔／トロカデロ広場から)
わたしは旅が好きです。英語もフランス語もドイツ語もイタリア語もどこの言葉もまともに喋れないくせに行きたいところがあれば別に一人でもホイホイ行くし、楽天家なのでなんとかなる精神でそこまで準備もしていきません(これは良いことではないｗ)。先日そんなことを知っている後輩と部長と飲んでいたときに、「一人で行ってるとたまには誰かと行きたくなったりしないんですか？」と聞かれました。まあ、一人で寂しくないの？っていうのはよく聞かれるんだけど、そういうとき大抵わたしは「自分の中で目的のある旅は別に一人でも寂しくないよ」って答えてます。温泉は一人で行きたくないけど、自分の興味がある場所には一人でも突っ込んでいくなあ。
あれしたい！これしたい！あれ見たい！これ食べたい！とかそういうことを思っているうちはそれをひとつひとつしていくことに満足感を覚えるし、十分に楽しい。逆に日常でぼんやりする時間があって、ふと我に返って人恋しくなることはあるけど、旅行中は非日常を楽しんでいるからそういう感情にならないのかも。
たとえば今回のパリ旅行はモンパルナスタワーからの夜景が撮りたかったのと、パッサージュ巡りがしたかったのと、あとはおいしいブーランジェリーを探したいなって思ってたりとか、まあそういう簡単な目的なんだけれど。それだけで海外に弾丸で行くのか…と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、今回はパリだからそういう目的を見つけただけで、きっかけは「出国したい」と思ったからです。もっとシンプルというかなんというか(笑)。
(ノートルダム大聖堂)
もうひとつ何度か聞かれたことのある質問は、「その国何があるの？」ってこと(笑)アイルランドとベルギーと、スウェーデンに行ったときはよく聞かれた。実際わたしだって何があるって知ってるから行く訳ではないです。*1調べている過程でいろいろと目的が出てくる。調べればどの国にも面白そうな世界遺産があるし、可愛い町だって綺麗な風景だってたくさんあるし、本当行けばなんでもある。と、わたしはそう思っているけどもちろんみんながみんなそう思う訳でもないだろうから、一人で行っちゃうのは誘いにくいっていう、それもあります。あと休みがお盆真っ只中にしかないという物理的な問題＼(^o^)／
今まで行った中で一番良かった国は？って言われたときはスイスかなぁ、って思ったけど、いろいろ思い返していたらベルギーのゲントもすっごい良かった。夜景を見る、撮るだめだけに一泊したのだけど*2、ちょうどお祭りの時期かなんかで夜遅くまでいろんなところで演奏が繰り広げられていて、それが本当に楽しくて、いつかまた行きたいなあとずっと記憶に残っています。お腹いっぱいでほろ酔いで、外は暗くなってきているけどみんなわいわいテラスでビール飲んでて、目が合ったら笑ってくれたり、壁の向こうから音が聞こえてくるから通路を抜けてみたら野外演奏会をしていて、近くでおじさんとおばさんが楽しそうに踊ってたり、本当に楽しい時間で、なんとなく夢心地だった。
でもまあ、もしワーホリなり留学なりできるよって言われたらたぶんアイルランド行くかな。初めて行ったヨーロッパ、中学生の時からずっと憧れの国！やっぱちょっと変わってるのかも。っていうのは自覚してます(笑)これからもいろんな国、いろんな町へ行きたいなー！
最近食べたものたち
『tea room mahisa 元町店(旧MADO MADO)』(兵庫)
何食べたか忘れた(笑)マヒシャ系列のお店は本当にさすがでお茶がおいしい(*´∀｀)
それぞれお茶やケーキのメニューも違ったりするのでお茶するのにはオルガンに行くことが多いんですが、確かこの日はオルガンがいっぱいだったのでこちらに。
『祇園 くらした』(京都)
湯豆腐膳。せっかく京都に来たし、もうアラサーだし、料亭でお昼でも！ということでこちらに。ぜーんぶおいしかったー！
特に、特に私は漬物が大好きなのでこの漬物寿司たまらんでしたよ。あと、お造り基本食べられないんですけど、カウンター席だったので出していただいた人の目の前で友達にあげる、っててするわけにも…と挑戦てみたんですが、食べられた、よ！(笑)昔ほどうえーーとはならなかったので、慣れる、かなあ…。そして板前さんが素敵なお兄さんでしたよー。学生さんですか？ってうまいこと言ってもらったぜ！(笑)
『十文堂』(京都)
団じゅうろうという抹茶パフェのセット。この小さいお団子がどれもほんっとーにおいしかった〜〜〜〜！本当に小さくて全部ぺろっとたいらげてしまった(笑)白みそとか黒ごまとか、いろいろ種類があったけど白みそが好きかもしれない。団子ウマー。もちろん他のも全部おいしかった♡緑色のは抹茶のテリーヌで、これも新しい食感でめっちゃうまー♡
『和食レストラン 三山』(奈良)
茶粥セット。せっかくだから土地のものを、と注文してみたのですが、すごい、うん、お茶の中にごはんを入れた味がした＼(^o^)／ほうじ茶みたいですね。(→Wiki)だからなんか余計お茶飲んでる気持ちになったのかもしれない…一杯おかわり可能です。
おいしいっていうか、お茶っていうか…(笑)でもなんか食べているうちにほっと一息ついているような気持ちに。お茶だから？(笑)
『茶寮 万年堂』(奈良)
抹茶ババロア！ぜんざいとかいろいろあって迷ったんだけど、おいしそうだったのでー。甘味は煎茶とかお抹茶のセットもあったのだけど、サービスの飲み物でほうじ茶が出てくるので飲み物はそれで十分かなーと、単品。濃厚でおいしかったですよん。そんなに甘ったるくなく、あんこと一緒に食べてちょうどいいぐらい♪
お買い物はちょこちょこと。
実は来月パリに行く予定にしています。飛び石の間を埋めて、仕事を終えてから出発という、2泊5日の弾丸トラベラー！
母親と妹にさんざん「スリに気をつけろ」「お姉ちゃんはぼけっとしてるから絶対にすられる」と言われてうーんそうかしらと思いつつ、用心しておくに越したことはないので、コートの中に入れてもかさばらないような、でもかわいいかばんを探していたところ、見つけました♪結構探しててやっと巡り合ったので、セールだったしわーいとばかりに買ってしまった。
スエット生地？なのでくたっとなってかさばらない。まあ普段使いには小さすぎるんだけど、面倒だけどもうひとつかばんを持てばいいかなという気持ちで。旅先では一応外にも小さなサブバックは持っておいて、ダミーの財布も、と用意周到で行くつもりでおります。でもあんまり警戒しすぎてもねえ、と思ってるので私パリに住んでるの♪的なオーラを出しつつ練り歩こうと思う(笑)。
セールではそんなにたくさんは買ってないんですが、もう少し何か欲しいところ。ずっと狙ってるアナトリエのこのニットが全然安くならん！！！30%オフなんてオフのうちに入らねーーーんだよ！！！！とギリギリしながら逐一チェックしています。これ以上安くならないのかなあ。安くなれー(念)。
ちなみに旅先をパリにした理由は妹に熱烈におすすめされたからなんだけど、今回の目的はモンパルナスタワーからの夜景を撮ること*1と、サントシャぺルのステンドグラスを撮ることと、パッサージュ巡りとブーランジェリー巡り、そして、おやつ！！！楽しみ！！！…と言いつつ、無事に行けるといいんですが(笑)。なんせ今の営業部は事務員がわたし一人しかいないのでねー。
積ん読が多すぎるし読むのが遅すぎるよ！
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 新潮社
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『だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう』
(『ミツザワ書店』)
本にまつわるお話を収録した短編集です。引用通り、わたしは『ミツザワ書店』が一番好き。上の台詞は、孫がおばあちゃんに本のどこがそんなに面白いの、って聞いたときのおばあちゃんの言葉。わたしはファンタジーとかミステリー、ホラー？そういう系統の小説が好きなんですが、それってやっぱり、今の自分の立場からは想像もつかないような世界が広がっていたりするからなんだよなーって。そんなに読書するわけじゃないけど、このセリフはそうそう！！！ってなった。
角田光代嫌いじゃないねんよな、ってお母さんに言ったら「それ好きってことちゃうん」って言われたけど、好きかって言われると、どうなんだろう…読みやすいし、ものによっては好きだけど、そうでもないものもあるっていうか、うーん。空中庭園はそんなに好きじゃなかった。そんな感じかな？この本は好きだった〜〜。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/10/31
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「繊細と強靭と。いや、その両方が互いを必要とする種類のものだったのかもしれない。(中略)凡人は繊細に拘れば強靭が遠ざかり、強靭を貫けば繊細が擦りとられていく。そして結局、繊細でもなく強靭でもない、鈍感粗野にして脆弱、という器に成り果てて行くのだ。」
「人は与えられた条件の中で、自分の生を実現していくしかない。」
はっとした箇所。凡人だなあ、つくづく。
関東からお友達が来ました
なので土曜日は神戸、日曜日は京都をぶらりしてきましたよ。
ポートタワー！登ってないけど(笑)
先日はじめて船の上からポートタワーと海洋博物館を眺めましたが、やっぱり神戸といえば赤いタワーと白い帆船のような海洋博物館、その後ろの六甲山、って思った。やっぱり神戸大好き！
あけましておめでとうございます
こんな時間に何を…という感じですが(笑)とりあえず、何もなさすぎるぐらい何もなく2013年を終え、無事に2014年を迎えることができました。いろんなことに感謝！
2014年こそは何かを成し遂げたい！という気持ちはあったものの、「一年の計は元旦にあり」というほど重要な元旦はほぼ一日中布団の上で過ごし、年賀状を取りに行った他は一歩も外には出ないというこれでもかというぐらいの廃人っぷりでした。我ながらひどい。いやもう本当に。明日からは真人間になるためのリハビリを少しずつして行こうと思います。
今年の目標としては
これだな！！一年でどれだけ実現できるかは分かりませんが、弱い自分を奮い立たせて頑張りたいと思います。今年もよろしくお願いします。
