今年もあとはんぶん

先日、海街diaryを観てきました。
映像も音楽も出演者もすべての雰囲気がとても私好みの映画で、もう一度観たいなと思うぐらい。思わずサントラも購入してしまいました。内容もさることながら、エンドロールで菅野よう子の名前を見た瞬間、あーーー、と納得した私。菅野よう子は間違いないなあ。本当素晴らしい。
もともと洋画より邦画の方が好きだというのもあるけれど、季節の移り変わりがさりげなくて、でも梅や桜、梅雨の雨や夏の花火という、それぞれの季節の綺麗なものを見ながら確実に季節が過ぎて行くのが感じられる、とても綺麗な映画でした。そしていちばんは、四姉妹のそれぞれに対する優しさ。なんにせよ出てくる人たちがみんな優しくて、その優しさがものすごーく心に沁みたのは、私が疲れているからだったりするのかな(笑)
号泣するストーリーではないけれど、心に染み入る素敵な映画だったなあ。何かのインタビューで、監督が「暮らしている人の目線で鎌倉を撮りたかった」と言っているのを目にしたのだけれど、鎌倉をとても素敵な街だなと思うと同時に、私の住む街ももっと知ってもっと良いところを見つけたいな、となんだかそんな風にも思えたのでした。
あと単純にびっくりしたのは、広瀬すずちゃんがサッカーめっちゃうまいな!ってことと、長澤まさみがスタイル良すぎってことと、綾瀬はるかの美しさ。あれ、夏帆ちゃんは…?って感じですみません。いや、夏帆ちゃんは夏帆ちゃんで可愛かったしもともとあの4人の中では一番好きだから、他の人たちの魅力をあらためて知ってはっとした感じ、でした。特に綾瀬はるかは綺麗だった。おばあちゃんのお仏壇に手を合わせているところにすずがやってきて、そのときすずに向けて微笑んだ顔が綺麗で、なんだかびっくりしたのでした。
あ、そういえば日曜夜のレイトショーで観たんだけど、家のことを全部片付けてから、帰ったら寝るだけの状態で観るレイトショーって最高かもしれん(笑)映画の余韻を噛み締めながら一人で歩く帰り道も。良い時間の使い方だ。