ぐるりのこと

ぐるりのこと (新潮文庫)

ぐるりのこと (新潮文庫)

梨木香歩のエッセイ『ぐるりのこと』を読んだ。たぶん、きっと何かあるごとに読み返すことになるんだろうとおもいます。また大事な本がひとつ増えた。うれしいことです。あーでもやりたいこと(それこそ本を読んだりとか)がたくさんあるのだけど今のところちょろっとブログを書くぐらいしかできません。時間ないよー。てかこんなことせずに勉強しろよって話。わかってる。わかってるけど><

もっと深く、ひたひたと考えたい。生きていて出会う、様々なことを、一つ一つ丁寧に味わいたい。味わいながら、考えの蔓を伸ばしてゆきたい。

この本を読みながらずーっとずーっと自分のおもっていること、まとまらないけど読み始めてから一貫して感じ続けていることにどんぴしゃな表現を本の中の一文で見つけてしまいました。いかんせん考えが浅いわたしだから、もっとゆっくり、自分のぐるりのことを見て、聞いて、知って、そうやっていろんなことを考えるようになれたらなあとおもいます。エッセイっていいな、おもしろい。
この人の考え方とか、感じ方とか、好きだなあっておもって、やっぱりわたしには言葉にできないけど、こういう人だから梨木さんの作品が好きなんだなーって改めて納得しました。
…もう7月が終わるだなんて信じない