銀の鳥 プラチナの鳥

西の善き魔女外伝〈2〉銀の鳥プラチナの鳥 (C・NOVELSファンタジア)

やっと読み終えました！出てすぐ買ったというのに読んだのはその8年後という意味の分からない感じ。しかも外伝1と3は読んだのになんで今まで読まなかったんだろう。
あー面白かった！アデイルはほんと一見何も出来ない箱入り娘みたいなのにどうしてあんなに強いのかな。レアンドラやフィリエルならまだしも。まあ、そこがまた魅力だとはおもうんだけれど。あとヴィンセントが自分を参謀に例えていたのがすごくいいなとおもいました。うんうん。それに宗教の話が絡んでくるのがすごく面白かった。やっぱり世界観がしっかりしていると読んでいて面白い。
しかしやっぱり絵が気に入らん。4巻までの挿絵の人が一番雰囲気にあってたとおもうんだけどな。ちょっと古い感じの。

新釈 走れメロス 他四篇

書いていることはしょうもないのに思い切りお堅い文章で書いてあるのがユーモアっていうのかな、面白い(笑)。原作の方は学校の教科書でさわりしか読んだことがなかったのですが、メロスがほんと好きになれなくて。これは言ったらまあパラレル展開なのだけど、ほんとぶっちゃけしょうもないこと真剣にしているもんだから面白いし、こういう風に書けるのをすごいなあとおもってしまう。