西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ』を見に行ってきました。うーん、やっぱり原作を超えるものってなかなか作れるものじゃないんだなーっておもった。ただ、ちょーっと映画を見る環境がよくなかった。となりのおじさんがやたら「フウゥーーーーッ」って息ついてたり、少し後ろの子供が「おばあちゃん死ぬの?」「このひと悪い人?」「どういう意味?」とか何度も何度もことあるごとに質問してて、子供はきらいじゃないけどさすがにちょっと気が散って親ちょっとどうにかしてっておもいました。子供だからしょうがないよねとはおもえなかった\(^o^)/7月は蒼井優ちゃんの『百万円と苦虫女』を観に行きたいとおもいます。面白そう!たのしみです* なんだかよく分からないんですがわたしは邦画の画質のクオリティがすきみたいです。


おばあちゃんの庭は畑があるぐらいだしもうちょっと日当たりがいいところを想像していたんだけど、考えてみたら山の中でそんな開けたところなんてそうそうないかー。ラベンダーの上にシーツをばさっと被せるシーンとか、野イチゴを摘んでジャムを作るシーンとか、そういうのはやっぱり映像にするとすごく綺麗。そういえば、まいの場所で穴の中の草の話(…)が確かあったような…とおもっていたのだけどなくて、あれ?違う話だったっけとおもって家で少し見直してみたらあったのでよかった間違った記憶じゃなかったとかおもいました。りょうのママはすごく素敵だった。パパがぎこちなくてあんまり家族って感じがしなかった。
高橋真悠ちゃんに関しては、監督の「まいは、見ているうちにだんだんかわいくなったり存在感を増したりする。高橋君はまさにそういう子ですね」っていう言葉通りだなっておもいました。最初「これは…」とおもったんだけど笑顔だとか表情が変わるとすごくかわいい子だなっておもいます。ただむすっとした顔はちょっとな…でもそれは誰にでも言えることだなっておもったりしました。ある意味教訓。
わたしの父方の祖母もこのおばあちゃんとは全然違うけど魔女みたいなひとで、蔵を部屋にして住んでいたんだけれど、母屋からおばあちゃんの部屋につながる廊下が狭くて薄暗くて、通るたびにいつもわくわくしたのを覚えています。部屋にはがらくたがいっぱい積んであって、たぶん今でも探したらいらないものがたくさん出てくるとおもう笑。おちゃめで不思議でいつになっても少女みたいで、だいすきだったなーとことあるごとにおもいだします。わたしがこんなにファンタジー好きに育ったのもきっとおばあちゃんの影響だろうな。