コードギアス復活のルルーシュ」を観てきました。初日に。
レイトショーで観たんだけど満席だったし、ネット予約が遅れて(それでも2時間以上前に取った)最前列しか残っていなかった。みんなギアス好きな。ちなみに映画は最前列で観るものではないぜ…次は絶対に真ん中で観るである

続きから感想を書き殴っていますが、本当に言葉の通り感情のままに書き殴っているのでまとまりもなければ文章もきれいじゃありません。


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とりあえず、終わった瞬間

ルルーシュ好きいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいうええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

ってなりました。もうなんというかとにかく作画がよかった。ルルーシュめっちゃかっこよかった。好き!!!前の三部作の流れでの復活、ということで、個人的には公式でありながらTVシリーズとは違う世界線の作品であると捉えています。そうじゃないと話の流れどころかキャラ設定もなんだか違っているので納得いかないし。監督とプロデューサーが公式でなんと言おうと、まあ私は私の感じたとおりに捉えて受け止めるだけなので、正直公式はどうでもいいというか、公式=コードギアスじゃないから!!(無理矢理すぎる)

今回のストーリーとしては復活したルルーシュが攫われたナナリーを取り返すためにドンパチやる話なので(すごいてきとう)まあまあスケールは小さいです。ほんとおまけって感じの話だと思う。その割にまあ普通にバッタバッタと人は死んでいくけど。いまいちルルーシュが復活した経緯とか*1Cの世界の話とかシャムナ*2がやろうとしていたこととかルルーシュとナナリーが帰って来られた経緯とかよく分からなかったし、よく分からないけど、でも!!!ルルーシュ!!!復活した~~~~~!!!!!っていう勢いだけで観ていた…。あと、このスケールだしルルーシュを恨んでいるはずの人たちが割とあっさりルルーシュに好意的になっていて正直「なんでや」と思ったけどこれはあくまでもおまけ的な話なのですべてがスムーズに進むように作られており、そこに感情を向けるべきではないんだろうなと理解した。特にコーネリア様が絶対あの感じで許すとかないやん…?そもそも許さなくない…?と思ったけど、そこは興奮しすぎて「コーネリア様ルルーシュに協力してくれるって…(´;ω;`)ウッ…」って涙出ました。

でもカレンは変わってなくてちゃんとカレンで、可愛かった。復活前のルルーシュに虚ろな目で見つめられてしゃがみこんじゃうカレンをルルーシュがなでなでして、我慢できなくなって抱きついてオイオイ泣いちゃうカレン好きすぎたな…。復活後のルルーシュに何も言わず抱き着いちゃうカレンもよかった。今回カレンに関しては疑問は抱かなかったな。カレンはTVシリーズも劇場版もどちらもブレてなくてすごく大好きだ。C.C.とか別人すぎて「…誰ですか?」って感じだったので…。スザクの孤独は続いていくこととか(EDのゼロの後ろ姿切なすぎたけどアーサーともう一匹いてくれてこれも(´;ω;`)ウッ…)、ナナリーに対するルルーシュの声優しすぎてひえええええってなったこととか、いろいろいろいろ書きたいことがありすぎてまとまらないな。もう一回観たらもう一回整理しよう。そしてシャムナとシャリオ全然悪いひとじゃないやん…っていうそれもなんとなく悲しみ。

ところで私はシャーリーが好きなのですが、この映画はまじでシャーリーがモブだったので、最後のルルーシュの台詞やEDの可愛いシャーリーのイラストでシャーリー好きの機嫌を取ったつもりだろうがこの扱いは一生許さんからなとは思っています。だってルルーシュの遺体を?!シャーリーに運ばせておいて?!!!なんかよくわからん電話連絡だけで???!!済ますとか!!?!!いいように使うんじゃねええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!って感じでした。復活するかもしれないから遺体運んどいてくれって頼まれて(普通女子高生にそんなん頼まんわ)大好きなルルーシュの身体を運んで復活するかもしれない希望を持って待ち続けているはずなのにまあまあ蚊帳の外のままでおまけに最後はプロポーズだかなんだか知らんが復活したけど二人で旅しますって伝えられるのかよおかしいだろって怒ってますがとにかくルルーシュの作画がよかったのでとりあえずそれだけで復活さいこー!もっかい観るー!!ってなりました。
まあ、映画版のシャーリーはお父さんを亡くしてもいないし、お父さんの死の元凶であるルルーシュのために敵を撃ったりしていないし記憶を消されたり消された記憶が戻って疑心暗鬼になっても撃たれて死にそうになってもルルーシュの味方でいようとしたシャーリーではないので、私の好きな可愛くて強くて優しくて愛に溢れている(だいぶモンペ)シャーリーとは違うということかな…。なのでまあこの流れになるのも必然といえば必然なのかもしれないのですが。ルルーシュだって二度シャーリーを失っていないわけですし。その経験をしていないルルーシュはまたTVシリーズとは違うルルーシュなんだ、という感想を書いている方をお見掛けしてなるほどなあと納得しました。

あとやっぱりC.C.の性格というかキャラが全然違っていたので、劇場版コードギアスはC.C.のためにあのラストに持っていくためだけの映画だったのかなと感じました。よって私の中のいわゆる「正史」はTVシリーズだな、と。あくまでも映画はおまけでお祭り用のもの。だってやっぱりC.C.に関してはかなり違和感があった。C.C.自身が嫌いなわけではないですが、今回ルルーシュが相手のギアスが分からなすぎて諦めかけたときにC.C.が「私は諦めなかった!」とかルルーシュを復活させるためになんかいろいろ頑張ったと涙を流しながら訴えるシーンがあって、それまで「フオオオオオオ…ギアス…最高だぜ…」と思っていた気持ちが一瞬でスンッ……ってなったな…。あのC.C.に関してはまじで「いやいや知らんがな」としか思えなかったので…。

ラストも、ん?ルルーシュってそんな感じだったか?C.C.そんなキャラか?そうか…フーン…って感じで(たぶん根底にあくまでもTVシリーズがあるせい)、まあ怒りも湧いてこず何でもいいけどとりあえずルルーシュの作画がいいかっこいい好きという感想です。ルルーシュルルーシュだけど、なんとなく不思議な感じがしたのは、やっぱり罪と世界の憎しみをその身に受けて成し遂げたゼロレクイエムを終えて、ルルーシュ自身が立ち向かうべき大きなものを持っていなかったからなのかなあと思いました。まあ、でも、とにかく10年ぶりに新作のルルーシュと出会えてとっても嬉しかったし、(これだけいろいろ書いているわりには)本当に楽しめました。

*1:そもそもルルーシュ自身、自分が復活したことをあっさり受け入れすぎ

*2:今回の敵