『百万円と苦虫女』

おもしろかったー。恋の始まりにきゅんってしたり、きょうだいの絆にじーんとしたり。


拓也とふたりで、黄昏の帰り道、手をつないだ後ろ姿が印象的で、一番好き。どちらかと言うときょうだいのシーンに胸があったかくなって、ああ、きょうだいってなんだかんだこういうのだよなあっておもっていました。ねえちゃんの強さと弱さとか、旅の過程とリンクする弟の成長っぷりとか、いいなあ。最後の終わり方には個人的にちょっとんー、ってなる点もあるけど、でも世のなかそううまくは行かないからあれはあれでよかったのかも。鈴子の最後のすっきりした顔が良かったです。ところどころくすっと笑ってしまうところがあったりとか、急激な展開はないけどそういうのが好き。あ、そういえば保証人って弟でもいいのか笑?
あと蒼井優の出演作品はあんまり見たことなかったんだけど、普通に普通の演技をするひとなんだなーって印象。あるよねこういうの、ってのを演技じゃなく自然にそう感じさせられたっていうか、うーん、うまく伝わるかわからんけど。すごくいい(簡単な感想だ…)。ていうかかわいい。