絶滅危惧種少女

荻原さんの新シリーズデターキャー∩(´∀`∩)(∩´∀`)∩キャー『風神秘抄』からもう3年も経っていたんですね。あいかわらず好きだなあっておもえる文章で、流れで、登場人物も魅力的でした。表紙の泉水子がかわいいけど、中3にしては少し幼い気もするなあ。ところで荻原さんのブログではシリーズものなんてひとこともなかった気がするんだけど(たぶん?)明らかにこれは続きものだよね、あれで完結なわけはないよな。はじめてのお使いってサブタイトルで次の巻はまた違うサブタイトルがつくんだよね。とにかく成長途中の少年少女、その過程を書かせたら本当に荻原さんは最高だとおもいます。


例に漏れず深行が好きなわけですが(ツン萌え)、それでもまだイメージを掴みきれていないなー。シリーズものってことだけど今回はプロローグ的な感じかな。物語のはじまりはじまりー、ってとこだとおもいました。姫神と山伏とお使いと。和風ファンタジーはやっぱり荻原さんの本領発揮できる部分なのかな。わたしはもちろんかぎも西魔女も大好きだけど、やっぱりここが一番好きかもなー。ちなみにわたしが好きなシーンは泉水子と深行が最初にふたりで得体の知れないものに対峙するところです。荻原さんの本に出てくる登場人物って誰も彼も魅力的で、いろんな力を持っていて、それぞれ確立されていてあとにも記憶が薄れないからすごいなあとおもう。
というわけで中学生のときから通ってる荻原作品のイラストサイトさんがあってさっそくそこに行ってみた。そこにはいつもイメージ通りのみんながいて大好き。レッドデータガールの絵ももっと増えればよいのにー