2月ももう終わり

東亰異聞 (新潮文庫)

東亰異聞 (新潮文庫)

ミステリーで、推理小説で、SFか!東亰は一応架空の都市なんだけど、限りなく歴史上の都市*1に近いから少し不思議な気持ちで読みました。中盤からだんだん面白くなってきて、最後の方はもううっはああああってなりながら読みました。語彙が少なくてさーせん。何て言おうか、事件を起こした動機もそうだし、全てのことが最終的に終結していくのが本当にわくわくして面白かったです。ちなみに黒衣は輔だとおもっていたわたし…。
わたしは屍鬼ではまった人で、実はまだ十二国記を読んだことがない(というか一巻は買ったのに二度挑戦して二度挫折した)ので三度目の正直でもう一度挑戦してみようとおもいます。有名なものは割と苦手なことが多いのはなんでだろうな〜。
夏の王

夏の王

ふわーやっぱりこのシリーズで読んだことがある中ではこれが一番好きだなあ。ただ、ハイ・ブラシルの島の闘いはつらい描写でした。えぐいというわけでは全然ないけど、自分の身を構わず突き進んでいく鳥たちが、さあ。
『妖精王の月』のおばばとダーラが出てきたのは嬉しかったけど、二人とも“七者”な訳だし、とくにおばばとかは起こっていることが分かったりするものじゃないのかなー?

*1:明治の東亰