北欧の神話

おお、これわたしが生まれる前に出版された本なのか…(今知った)。道理でちょっと読みにくいとおもった。でも今読んでいるこのシリーズの「ケルトの神話」はそれほど読みにくくないなあ、なんでだろ。まあそれはいいとして、北欧神話は簡単に言うと基本的には神様と巨人の物語で、神様と巨人は敵対しているのですが、でも巨人との間に子どもを作っている神様とか、巨人と神様の間に生まれた神様とかがいて、なんだかよくわからない構図に…。でも北欧に行って、神像や神殿を見てみたいなあとおもいました。そうそうロキってなんとなくいろんなところで名前を聞くからもっと素敵な神様かとおもったらおいおいお前…という神様で逆に興味深かったです(笑)。あとはフェンリルとか…いろいろ…WA*1って感じだった^^嘘をついてフェンリルに手を噛みちぎられた神様のところ*2はなんとなく真実の口を思い出させるところがありました。神話ってどこか似通ったものがおおいけれど、やっぱり何かが影響してるのかな。
そして荻原さんはやっぱりいろんなところのいろんな神話や伝承をベースに創作しているんだなぁと感動というか納得というか。勾玉三部作はもちろん、かぎはアラビアンナイトだし、西魔女のフィーリとバードはケルトからとっているみたいだし(これも今読んでいるやつで気づいた)。早く新作読みたい。

*1:ワイルドアームズ

*2:フェンリルのキーワード参照