最近買ったデパコス

最近、服に対しての購買意欲が湧かないかわりに、デパコスをいくつか買ってみた。
服はどうしても自分の容姿に自信がなさすぎてあれもこれもかわいいけど似合わない…と思ってしまって買えないターンが続いているんだけど、これは一体なんだろう。昔は若さで似合わない服もなんとなくカバーできていたような気がするのに、最近は本当に自分に似合うものじゃないと買えないような気がしてしまって、なんだろうな。あんまりよくない心持ちのような気はしている。そして、33歳に似合う洋服はそれなりに高いという。
www.yslb.jp
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イヴサンローランでファンデと下地。下地はキラキラしていてかわいい、し、めちゃくちゃサラサラになって感動した。もともと顔の毛穴は全然目立たないほうだけど、時間がたつと結構くすんでしまうのが悩みといえば悩みで、でもこのセットだとくすんでないし落ちてなくって、BAさんが化粧直しもしなくていいぐらいです、って言っていたのもわかる。下地のあとに普通のビオレの日焼け止めを塗ってからファンデーションをつけています。買ってよかったな!
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あとはDiorでアイシャドウを買った!ツイッターで見かけてすごくかわいいと思ったので思わず購入。夏の限定で、私はオレンジのヒートアップを買いました。オレンジがめちゃくちゃかわいいし、ほかの色もキラキラが入っていたりで使えるので、高かったぶん、たくさん使おうと思います。

つい先日、33歳になった。
30代を3年も過ごすと自分の年齢が何歳だろうが特に気にならなくなってきて、感慨、というものもこれといって感じなかった。ただ、普通の一日。
でも、前日は実家でケーキを用意してくれたし、当日は妹が一緒にロイホでご飯を食べてくれてプレゼントもくれたし、一日遅れでNYにいる弟がメールをくれた(時差とかじゃなく、あれはたぶん普通にそのとき思い出して送ってきたんだと思う笑)。ずっと知っているし疑ったこともないけれど、やっぱりわたしは家族に愛されているなということをあらためて感じて、うれしかった。わたしの人生で一番幸せなことは、この家に生まれてきたことかもしれないな、と思う。だからこそのしがらみ、みたいなものもあると感じているけど、それは家族のせいじゃなくて、自分の気持ちのせい。

33歳。もう世間ではいい大人の年齢なのにまだまだ自分は子供としか思えなくて、そして、まだまだいろんなことに悩んで、しかも真剣に向き合えなくて、ぼんやり過ごしている。そんな自分がいやだと思うけど、結局何も動かないままで、きっとこの先もずっとこのままなんだろうなと、考えてしまう。わたしは好きなこともしたいこともたくさんあるけれど、何が一番好きだとか、何を一番やりたいだとか、そういう、まっすぐ一本、がない。だから自分を持っている人にものすごく憧れてしまうんだろうなあ。

4年近く一緒にいた人と、付き合っている、という状態を解消した。それは言ってしまえば結婚相手を探すためだし、親を満足させるためなんだけど、実際自分が結婚をしたいかどうかは正直なところわからない。自分がもっと普通の人生を生きられる人間ならよかったし、そうでないなら自分自身をちゃんと見つめていられる人間ならよかったのに、そのどっちでもなくて、情けないなあ。
とにかく婚活的なものをまた再開した。でも、やっぱり気は進まなくて、結局のところ自分が心を決めない限りは、状態はずっと同じなんだろうと思っている。楽しいことや好きなことばかりをしていたらだめだな。それか、好きなことをして生きる、と、心を決めるか。どうするか。どこで、何を、決められるのか。

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www.ghibli.jp
先週の金曜日、有休を使ってハルカスの美術館でやっていたジブリの立体建造物展へ行ってきた。
前に六本木でやっていたジブリの大博覧会にも行ったけど、今回のこれもすごく行きたかったので(有休を取ってまで)今まで特に自覚があったわけではないのだけど、たぶん、いやいや確実に、ジブリがめっちゃ好きなんだろうなと今更ながら思った。

私の家から天王寺までは一時間ちょっと。開館が10時だったのでそれより少し早めに着けたらいいなぐらいに思っていたら、張り切って目がすっきり覚めてしまった。いつもの出勤時間よりも早く家を出る段取りの良さを発揮することになり、我ながら遠足の朝だけ早起きする子供みたいだなあと思って、笑えた。結局通勤ラッシュにそれほど揉まれることもなく、わりと早くに着くことはできたけど、なんと10時開館なのに9時半にはもうちらほらと並んでいる人がいてびっくり。平日に来ることにしてよかったと思いながら、あまりにもお腹が空いていたので、ひとまず上の階にあるカフェで腹ごしらえ。前にも来たけど、窓が大きくて外がよく見えて好き。

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チーズトーストのモーニングセット¥390
食べ終わってさあそろそろ並ぶかな、と行ってみたら、もう50人ぐらいの行列!エレベーターから降りてきた人たちも続々とチケット売り場に直行していて、平日でも、ジブリ、なめてたなあ。

なんか余計な話ばかりしてしまったけれど、展覧会は本当に行ってよかった!と終始感動しっぱなし。入口から実物大の千と千尋のセットや「耳をすませば」の地球屋のセットなんかがお出迎えしてくれて、それも楽しかったんだけど、何よりジオラマが細部までリアルに作られていて、感動というかむしろ、興奮した。ハイジの山の風景の大きなジオラマ*1から「魔女の宅急便」のグーチョキパン屋さん、アリエッティのおうち、トトロの草壁家、などなど。一番の目玉はもちろん3メートルの油屋のジオラマ。隅から隅までじーーーーーーーーーー、っと観察してしまった。ちなみに私はジブリ作品ではダントツにラピュタが好きなのだけど、パズーの働いている炭鉱のジオラマもあって、大興奮。ラピュタの区画の説明図もあったり、ジオラマだけじゃなくて背景画も充実していて、きっと人が少なかったら何時間でもぐるぐる見ていられたなと思う。見ていたかったな、まあ、やっぱり人が多かったのもあって、さっと流してしまったものもたくさんあるのですけど。

そういうものものを見ていてふっと湧いてきたのが、やっぱりジブリの「実際には存在しないものや場所、を、まるでどこかに存在しているかのようにリアリティを以て描かれていることのすごさ」というものをとてもとても強く実感して、感動した。たとえばわたしは「君の名は」も大好きで3回観たけど、あれはリアルに存在している場所を忠実に、そしてより美しく描かれていることに感動したなあという思いがあって、ジブリはそれとは反対だなあ、と、なんかそういうことを感じたのでした。
うーん、アニメ、超すごい。大好きだ。

*1:町の部分には汽車がなんと動いていた!子供たち釘付け

あと数か月もしたら、3回目のぞろ目の歳を迎える。この歳にもなると、周りはほとんどと言っていいぐらい結婚したり子供を産んだりしているわけだけれど、果たしてわたしはそういうことを望んでいるのかなあなんて、実のところ、なんだかよく分からなくなっている。

結婚して幸せに暮らしている友達もいれば、離婚した友達もいるし、子育てもわりとうまく行っている友達もいれば、ノイローゼ気味になっている友達や、不妊治療を何年もして、やっと子供を授かった友達も、いる。そういう、いろんな視点からの話を聞いたりしていると、わたしは結婚して子供を産んで育てて、という生活をしたいのかどうなのかなあ、なんて考えることがままある。親には結婚をせかされるというか、母親には自分の友達の息子が良い子らしいからどうかとか言われるし、最終的にはいとこ(ただいま高一の男の子)にも迷惑かけることになるかもしれへんのやで!と攻め気味に言われたり、妹には「お姉ちゃんが結婚しないと、わたしが世話しないといけなくなるねんから、結婚せえへんならせめてちゃんと貯金しといてよ」とか言われたり。なかなか世知辛い世の中です。

もちろん親が子供を心配するのは当然のことだと思うんだけど、わたしは家事も好きじゃないし*1、一人で好きなことをしている時間がなによりも大事だし、結婚したらそのきらいな家事を基本的には担うことになるわけで(分担してくれる人もいるのかもだけど)、さらに大好きな旅行ももちろん断念しなくてはいけなくなることもあるわけで、そこまでしてわたしは「人に迷惑をかけないための結婚」に走らないといけないんだろうか?という、葛藤、うーん。絶対結婚したくないというわけでも、子供が欲しくないわけでもないから、すべてがぴたっと当てはまったり、「この人のためなら」と思える相手がいれば違うんだろうけど、さすがに今の環境で、そんなにうまくいかないことは分かっている。

誰かに迷惑をかけたくない気持ちはもちろんあって、そのためにはパートナーや子供がいてくれた方がいいことはわかっているんだけど。このまま独りでいて、呆けたりせずに元気なうちにぴんぴんころりできたらいいんだろうけど、病気になったり、介護状態になったり、したら、ねえ。そんなことを常々考えている。できるだけ、楽しく生きていきたいものだけど。

*1:今は一人暮らしだから、自分のペースでやりたいようにできている

三連休の初めの日。三宮と元町に一日500円で電動自転車を借りられるサービスがあって(コベリンってやつ)、いつか借りて少し遠出してみたいと思っていたんだけど、今日はそれを利用して、何度か行ったことのある温泉に行ってきた。

自転車を借りて、道は同行者のK任せ。電動自転車なので、滑り出しのスピード感がなかなか面白かった。Kが「ゆっくりしたいから開館するまでに着きたい」というので、自転車を借りたのも朝の7時半ごろだから人はそんなにいなかったけど、最近多い自転車事故のニュースが頭にちらついて、気を引き締めて走った。結局、30分もかからずになんとか開館前に到着して、人が少ない温泉をゆっくり堪能できたので、よかった。市内にある温泉施設なんだけど、ちゃんと源泉掛け流しでやっているらしくて、確かに温度が高めで気持ちいいんだよな。私もKも、一人で占領できる壷湯がお気に入り。

お風呂を上がったあとは、せっかく自転車を借りてるんだからということでぶらぶらとサイクリングがてら初詣に行くことに。念のため、ふたりで「喪中の初詣」で調べたけど、大丈夫だろう、ということで。Kが近くの神社で面白そうなところを調べてくれて初めて行った神社だったけど、まだこの時期なのに初詣に来ている人はほとんどいなかった。生田神社や湊川神社だったらたぶん人はまだ多かっただろうと思うから、ここで行けてよかったな。境内には茅の輪くぐりがあったり、お神酒がご自由にどうぞ的な感じで置いてあったり*1と、今まで見たことない神社で面白かった。

わたしが引いたおみくじ。「ややきち」と読むそう。巫女さんに、初めて見た!どういう意味ですかと聞いたら、「う~ん、やや、吉です^^」と言われたけど、実際境内の解説を見たら、おみくじの中で最低の運勢だった!笑 どうも、ここには凶がないみたい。去年は大吉だったんだけどな。今年は、ややきち・・・。でも、インターネットで調べてみてもここしかややきちはないようなので、それはそれで運がいいと解釈して、楽しんでおいた。あとは普通にお祈りしたり、ろうそくが置いてあったので、Kは当病平癒、わたしは後厄なので厄除のろうそくに名前を書いて奉納?してきた。

お参りしたあともまだ10時前だったから、また自転車を走らせながら新しくできたイオンモールに寄って、少し回ったあとお昼ごはんを食べた。かなり広くていろんなお店もゲームセンターなんかもあって、また来てもいいかもね、なんて言いながら3時間ぐらい過ごした。VRも初めて体験してみて、それなりに楽しんだけど、あれで1000円は高いかな。笑
こんな風に一緒に過ごす時間はあと少しだと、ふとした瞬間に一人で考えて悲しくなることがあるけど、今はまだ楽しい時間をそのまま楽しんで過ごしたいなと、思う。

*1:お賽銭箱はあった

今年もよろしくお願いします

7月のエントリでも書いているように、今年は喪中なので新年のご挨拶は遠慮させていただくとして。今年も、どれだけ書きに来るかわからないけれど、読んでいただいている方がいるなら、うれしいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

喪中欠礼のはがきを出していなかったズボラ者なので、伝えられていなかった友達から届いた年賀状は寒中見舞いのはがきでお返事を返さないとなあ。最近のブームに乗って万年筆を何本か集めているので(そんなに高くないもの)、それで書きたいな。
もともと「書く」ことが好きだから、年賀状を出せる人がいるのはうれしい。携帯電話が普及している世の中、なかなか手紙やはがきを送る機会もないし。それこそ、ファンレターぐらいだなあ。

とまあ、独り言を言いつつ、今年の目標を記しておこうと思う。

  1. 月に一回はブログを書く
  2. ものを減らす
  3. ふだんから 写真を撮る

こんな感じかな~!そして、一昨年から続けている「本を月に二冊以上読む」というのは継続していきたい。ブログを書くためではないけれど、パソコンも買ったので、前よりはブログも書きやすくなるはず。はず。はず…。
あと、ものは本当に減らしたい。ミニマリストにはなれないと思うけれど、家があまりにも収納がなくてもので溢れかえっているので、苦手すぎる整理整頓をがんばってやっていきたいと、思う。
あとはカメラ!設定を変えたりするのがどうもわからなくて、なかなかうまく撮れないんだけど、去年共同で写真展をやらせてもらって、もっとうまくなりたいなあとつくづく思ったのでした。まずは経験、たくさん撮ることからかなと思うので、こちらは無理せずがんばりたい。

本厄の去年は(今年が本厄だと思っていたぐらい)何もなかったけれど、後厄の一年も気にしすぎずに体調には十分注意していかないと。つらいこと悲しいことも待っているだろうけど、今年も楽しく過ごせたらいいな。何より家族がみんな健康で無事に過ごせますように。

可愛い世界 ––ノルウェー民俗博物館

昔に比べるとほんとうにブログを書こうとか文章を書こうとかそういう気持ちになることが少なくなっていて、でも、何か書き残しておきたいなあと思うのは決まって旅行先のこと。

べつにたいした記事が書けるわけではないけれど、とても素敵なところだよということを、伝えたい気持ちがあるからなんだろうと思う。そしてわたしは自分の好きなものを素晴らしいよ!よいよ!!と言いたがりな人間で、それをしかも人が好きになってくれたら、興味を持ってくれたらもっとうれしいから、だからこうやってネットの(ものすごく)端っこでも書きたくなるんだろう。
写真だってただの自己満足ではあるんだけれど、でもやっぱりその場所の雰囲気を伝える手段はわたしにとっては写真が一番なので、写真を上げてこうやって更新しようかな、と思う。今年の夏はノルウェーに行ってきたことはもう記事に上げたけれど、特に切り取って残しておきたかった、オスロノルウェー民俗博物館の写真たち。日本にはなくて、そして、ノルウェーにもまだあるかもしれないけれど、今はきっととても少ないもの。

なんだか、ドールハウスの中にいるみたいだ。
ずっと、なんだろうこの雰囲気、と考えていたんだけれど、今これを書いていてふっと浮かんできたこの表現が一番しっくりくるかもしれない。家の中に使われている色も、壁紙の柄も、パッチワークのベッドカバーやトレイを下げているリボンも、どれもアンティークのドールハウスみたい。

敷地内にはもっと古い時代の家やお店なんかの建物もたくさんあるけれど、こういう風に生活感を演出されているのはこの一角だけ。ここにいる間じゅう、とても楽しかった。いっそここで暮らしたい!と思ったぐらい。私はファンタジーの世界を愛する人間なので余計に惹かれるんだろう。